PEAK必佳放大鏡№2054-CIL顯微鏡
PEAK必佳放大鏡№2054-CIL顯微鏡
特徴 PEAK2054ワイド?スタンドⅡに同軸落射照明裝置がつき、金屬顕微鏡としての用途が広がりました?被検物により落射斜光照明、同軸落射照明に切替てコントラスト良く見る事ができます? 本器を使用する前に別紙ピーク?ワイド?スタンド?マイクロスコープをお読み下さい。本紙では落射斜光照明、同軸落射照明の切替方法等をご説明いたします |
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ピーク?ワイド?スタンド?マイクロスコープⅡ №2054 ピーク?ワイド?スタンド?マイクロスコープは、ピーク?スタンド?マイクロスコープ同様小型軽量に設計されたシンプルな計測顕微鏡ですが、その視野が従來のものよりワイドになっているのが特徴です。 その使用方法はたいへん容易で、被検物の微細な形狀や輪郭などを大きく観察できるばかりでなく、接眼レンズに組み込まれたスケールを利用して長さの測定や寸法の比較測定をすることができます。 焦點の調整には従來ある直進ヘリコイド方式(NO.2034シリーズ)と、新たにラックピニオン方式(NO.2054シリーズ)が加わりました。また光學系には正立像タイプ(末尾にEIM記號EIM = ERECT IMAGE WITH MEASURE)も加わりました。この中から適當な物を選択することにより作業効率の向上がはかられます。 これらの実用的な顕微鏡は、一般観察用としてはもとより、精密加工における精度向上や、検査工程での品質の均一化に必ずやお役に立つことと思います。仕様につきましては裏面別表をご覧ください。 光學系の構成 光學系は対物レンズと接眼レンズの2つの部分からなりすべてのレンズ面にコーテイングが施されていますので、明るくコントラストの良い像が得られます。 対物レンズは、2×、4×、6×、10×、15×、20×、30×、の7種類があります。 接眼レンズの倍率は10×で、その焦點面上にはスケールが組み込まれています。焦點面がレンズ系の內部にあるハイゲンス?タイプであるため、スケール面が埃やごみで汚れる心配はありません。接眼レンズ系のうち眼に近いレンズは調整輪によって移動しますので使用者の視度に応じて スケール面のピント合わせが行えます。 スケールは対物レンズの倍率に応じて、4種類の目盛り寸法が用意されております。 総合倍率は、対物レンズと接眼レンズの倍率を掛け合わせた値、つまり20×、40×、60×、100×、150×、200×、300×の7種類となります。 新たにNO.23054EIMシリーズは、鏡筒內にプリズムを組み込み正立像タイプとし、4種類の倍率 20×、40×、60×、100×を用意いたしました。 鏡基の構造 ワイド?スタンド?マイクロスコープの本體を大別すると直進ヘリコイド方式(NO.2034シリーズ)、ラックピニオン方式(NO.2054シリーズ)さらに鏡筒內にプリズムを組み込んだラックピニオン方式(NO.2054EIM)の3つにわけることができます。鏡筒の下部はネジで対物レンズを取付け、上部には接眼レンズを差し込みます。両端までの長さ(機械的鏡筒長)は 120mm、正立像タイプは、106mmです。なおラックピニオン方式(NO.2054)の袴部にはアルミダイカスト製を採用いたしました。また、いずれもペンライトが付屬し、被検物を明るく照らすことができます。 使用法 まず、ペンライトのスイッチを入れて光線が被検物にあたるように照明を調整します。つぎに接眼レンズの調節輪を回してスケールがはっきり見えるようにします。あとは接眼部から覗きながらスケール面上に被検物を像が明瞭に見えるように鏡筒を上下してピント合わせをおこないます。前後左右に移動し、被検物の必要な部分が視野內に入るように加減します。もしピントが外れた場合には、再度リングを微調整してピント合わせをやりなおしてください。付屬の目當てゴムは余分な光線をカットして観察を容易にします。メガネを著用の方は目當てゴムの外周を押さえて下向きにしてアイポイントを調整ください。 ペンライトの使用法 ペンライトの乳白色の部分を左に回してはずし、単3乾電池2本のプラスを手前にして入れます。ホルダーにペンライトを差し込みクリップの上の黒色樹脂を回しスイッチをいれます。光線が被検物にzuiもよく當たるように調整してください。 |